ガンコな便秘の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
70歳、男性
元々、便秘症でしたが、5~6年前からひどくなり、近頃は下剤を服用しても排便が辛くて仕方ありません。便が肛門の手前で大きく硬くなってつかえてしまい、強くいきまないと出なくなっている様な感じです。
下剤はたくさん持っているけれど、服用しても少し便意を感じるだけで便通はよくならないし、逆に尿の出が悪くなって来ます。
持病に悪い影響があるのではと心配になります。
便秘のせいで、毎日ゆううつです。
漢方薬はゆっくり効いてくると聞いていたけれど、翌日から排便があり、丁度良い硬さなので、いきまずに出るので、楽になりました。
尿もちゃんと出ているし、手足の冷えが良くなり、ポカポカ温まる様になりました。もっと元気になりたいと、欲がでてきました。
この方は、体も腸も潤いが不足していたので、便の潤いもなくなり、コロコロ、ゴツゴツで、硬くて出にくくなっていました。
潤いをつける薬で便も軟らかくなり、少量の下剤でもよく効くようになった様です。
元気と潤いの両方を補う薬を少量ずつ、健康維持もかねて服用される様におすすめしました。
担当 薬剤師 国際中医専門員 掛上敦子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7